- アイテムキット 出庫(読み:テイテムキットシュッコ)
- アイテムキット出庫とは、1日に1回アイテムをまとめて出庫することです。比較的に出荷頻度が高いものに用いられる事が多いようです。ちなみに、「アイテム」とは物流ではよく使われる言葉で、一般的には「品目」を意味する言葉です。
- アイドリングタイム(読み:アイドリングタイム)
- アイドリングタイムとは、手待時間のことのことで、作業員が実際に業務を行なっていない時間のこと。手待時間とは、作業に必要な情報や指示、部品などが手もとにないこと。あるいは、生産工程の段替えによって発生する待ち時間のことをいいます。不可抗力や不効率な手配等によって意図せずに発生する点で、法律上必要とされる休憩時間とは区別されます。
- アウトソーシング(読み:アウトソーシング)
- 「外部資源の活用」のこと。業務の一部分を請負会社に委託することを指します。
- アキュームレイティングコンベア(読み:アキュームレイティングコンベア)
- アキュームレイティングコンベアとは、コンベア上で搬送物を「貯める機能」(アキュムレーティング)を備えたコンベヤのことです。アキュームレーションコンベアやアキュームレートコンベアといった呼び方もあります。
- アセット型(読み:アセットガタ)
- “アセット(アセットベース型)とは「資産」という意味があり、業者自身が輸送手段や、倉庫、情報システムなどの資産を保有して物流サービスを提供するサードパーティロジスティクス事業者のこと。
アセットに対して、輸送手段や、倉庫などの資産を持たず、知識(ノリッジ)であるノウハウだけを提供し、フォワーダーとして他業者を利用するのが、ノンアセット型(ノリッジベース型)となります。
ちなみに、日本国内でのサードパーティの定義は以下のように考えられています。
アセット型:メーカーがファーストパーティー、問屋・小売がセカンドパーティー、そして物流事業者がサードパーティー。
ノンアセット型:荷主がファーストパーティー、問屋・小売がセカンドパーティー、そして3PL業者がサードパーティー。”- アソーティング(読み:アソーティング)
- アソーティングとは、商品を要求される単位毎に仕分すること。
- アッセンブリー(読み:アッセンブリー)
- assembly 機器の組み立て作業
- アボイダブルコスト(読み:アボイダブルコスト)
- “アボイダブルコストとは、回避することが可能な費用のことで、「回避可能経費」といいます。
例えば、貨物輸送に係わるアボイダブルコストとは、JR貨物が、JR旅客各社など第一種鉄道事業者の施設を共用する場合、貨物列車が走行しなければ回避できる経費(例えば摩耗によるレール交換費用)などのことをいいます。”- アラート(読み:アラート)
- 警告。イレギュラーな状態の時に、システムなどが利用者に注意を促すために表示・通知するメッセージ。
- イコールパートナーシップ(読み:イコールパートナーシップ)
- “イコールパートナーシップとは、「対等で友好的な関係」のこと。商売の目的を十分な効果、成果を持って達成させるためには、荷主企業、物流企業双方が同じ内容の情報をもち、相互の役割分担を明確に機能することでこれらの目的を達成させることが必要です。
その為に、お互いに頼り頼られる信頼関係を作り上げる活動、及び、このような活動を通じて作り上げられた関係をいいます。”- イベント(読み:イベント)
- 通常予測されるできごと及び一定の事象。
- インターフェース(読み:インターフェース)
- “異なる機器、装置、回線など、条件の違うシステム同士を連結する接点部分・接点を意味し、そのための手順、条件などを指します。
物流においては、入出荷検品の際に使われる商品、製品マスターのレコードレイアウトをあわせることを指したり、データの受け渡しのファイル形式をあわせるといったことについて使われることがあります。”- インタクト輸送サービス(読み:インタクトユソウサービス)
- インタクト輸送サービスとは、出発地/輸出国において航空会社に代わってフォワーダー(国際輸送業者)が自社の施設で個々の貨物をULD(Unit Load Device – 航空貨物運送用パレットなど)に積み付け、貨物をULD単位で航空会社に引渡すサービスです。ULDインタクト輸送サービス(IDS)ともいいます。また到着地/輸入国においては、空港の共同保税蔵置場(上屋)でブレイクせずに、そのままフォワーダーの自社保税蔵置場まで転送し、個々の貨物の取り降ろしを自ら行うサービスです。
- インテグレーター(読み:インテグレーター)
- インテグレーターとは、国際貨物輸送において、貨物の集配を含め幹線輸送を自ら一貫で行う物流事業者のことです。
- イントランドデポ(読み:イントランドデポ)
- イントランドデポとは、内陸地に設けられた保税上屋(内陸通関物流基地)のこと。外貿コンテナ等の内陸輸送ルートの接続・集配地点に位置するターミナルで、コンテナ貨物の詰込み、取り出しなどの作業を行うところです。運ばれてきたコンテナを港でデバンニングせず、そのままインランドデポへ運ばれ、そこでデバンニングできます。これにより、通常港で行う業務をここで行うことができ経費の節減、手続きのスピードアップが図れます。
- インフラ(読み:インフラ)
- インフラとは、インフラストラクチャーの略。社会的生産基盤、経済活動の基盤を形成する基礎的な施設のこと。物流においては、自社で所有する車輛、倉庫、物流機器などの資産をさす事が多く、アセットと呼ばれる場合もあります。
- インボイス(読み:インボイス)
- インボイスとは請求書のこと。主に輸出入を行うときに使用し、約定品の出荷案内書、物品明細書、価格計算書、代金請求書を兼ねた商用書類で、売主が買主宛に作成します。
- ウイング車(読み:ウイングシャ)
- バン型車輌の荷物室の側面から天井部分までを一体的に跳ね上げて、側面から積み下ろしを容易にする方式のトラック。この車両の利便性は、雨天時でも積載が易く、また荷台横部が開放する為、容易に積み卸し作業等が行えます。フォークリフトによるパレット荷役など容易になります。
- ウェアハウジング(読み:ウェアハウジング)
- ウェアハウジングとは、倉庫、貯蔵庫の意味ですが、物流センターの意味でも使われることがあります。
- エコマーク(読み:エコマーク)
- “(財)日本環境協会 (http://www.jeas.or.jp/ecomark/)が実施するエコマーク事業の中で、日常生活に伴う環境負荷の低減などを通じて環境保全に役立つと認められる製品の目印として制定されました。
2000年9月よりPCが対象品目となりました。PCの環境配慮全般に関する環境基準で、エネルギースタープログラム準拠や省エネトップランナー適合が、エコマーク取得の基本要件です。”- エコレールマーク(読み:エコレールマーク)
- エコレールマークとは、商品等の物流においてモーダルシフト(自動車や航空機による輸送を環境にやさしい鉄道や船舶による輸送に転換すること)を行い、二酸化炭素排出量の少ない鉄道貨物輸送を利用している商品又は企業を対象とした認定制度及びマークです。認定を受けた企業は商品パッケージやカタログ・広告、環境報告書などにマークを表示し、環境負荷の少ない輸送手段を採っていることについて周知を図ることができ ます。
- エサフォーム(読み:エサフォーム)
- エサフォームとは、商品などを梱包するときや、緩衝材として、簡易保冷・断熱材として多目的に使えるフォームクッション(包装資材)です。部分固定等の使い方に優れており幅広い分野に使用されています。ミラブロック、サンテックフォームなどの種類があります。
- オフバランス(読み:オフバランス)
- オフバランスとは、事業運営に活用している資産・負債で、会計上のリスクが存在する取引でありながらも、貸借対照表(バランスシート)に計上されないことを意味します。会計上のリスクが存在する取引を貸借対照表(バランスシート)の外に出すことで、総資産利益率等の財務指標を改善させるため、企業価値を高めることができます。貸借対照表(バランスシート)から資産・負債を消す(オフする)ことで、外部からの評価を高め、借入・金利負担を軽減し、資産利益率(ROA)を向上させる効果があります。
- オフレールステーション(読み:オフレールステーション)
- “オフレールステーション(ORS)とは、日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅の一形態のことで、最寄りの貨物駅との間をトラック輸送で結び、鉄道貨物駅と同じコンテナ取扱機能を持った拠点のことです。
当初からオフレールステーションとして設立されたものと、自動車代行駅・コンテナセンターからの改称で発足したものとがあります。”- オペレーションコスト(読み:オペレーションコスト)
- オペレーションコストとは、物流センターの稼動にあたって必要となる運用費用のことです。また、売場や商品倉庫などで行われる入荷検品・価格設定・商品陳列・商品補充・レジ作業などの店舗経営に関わる費用のことも指します。
- オムニチャネル(読み:オムニチャネル)
- オムニチャネルとは、ラテン語の「すべて」と、「チャネル(通路)」を掛けあわせた造語で、PC、携帯、電話など、さまざまなチャネルからでも商品を注文できる流通インフラのことです。
- オリコン(読み:オリコン)
- 保管時等の物品を収納しないときは簡単に折りたためる小型のコンテナです。使用する際に、組み立てることで、再利用を可能とした構造の箱型輸送機器。折り畳みコンテナの略称。
- 安全在庫(読み:アンゼンザイコ)
- 安全在庫とは、需要の不確実性に対応するために、品切れや、欠品を防ぎ、安定したサービス水準を維持するために必要となる在庫のことです。品切れを防ぐためには在庫が必要ですが、平均的な需要量に応じた在庫設定では不十分です。そこで、不確実な需要を前提にして在庫水準を決めるのが安全在庫の考えです。補充リードタイム中の最大需要量と平均重要量の差が安全在庫と考えられ、下記が計算式となります。安全在庫 = 安全在庫係数 × 在庫使用量の標準偏差 × √在庫調達リードタイム
- 安全性優良事業所認定制度(読み:アンゼンセイユウリョウジギョウショニンテイセイド)
- 安全性優良事業所認定制度とは、「貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク制度)」のことで、利用者が安全性の高い事業者を選びやすくする等の観点から、輸送の安全の確保に積極的に取り組んでいる事業所を認定する制度です。
- 移載装置(読み:イサイソウチ)
- 移載装置とは、搬送する荷物を搬送設備間や、他の位置へ受け渡すための装置のことです。各種自動搬送設備に用いられる移載装置は、コンベア方式、ツメフォーク式、スライドフォーク式、リフトアップ式、ドロア式、ハンド式の6つの方式に大別されます。
- 移動ラック(読み:イドウラック)
- 床面のレール上を棚が移動できるもので、通常はラックを密着させておき、作業をする時だけラックを移動して通路を開ければ、デッドスペースを開放することが出来ます。倉庫の収容能力が増大します。
- 井桁積み(読み:イタケヅミ)
- 井桁積みとは、パレットなどに荷物を積む際に、「井(いげた)」の形になるように積み重ねる方法です。並行2列で各段交互に積み重ねるこの方法は、交互列積みとも呼ばれます。
- 一括物流(読み:イッカツブツリュウ)
- 一括物流とは、多店舗展開の小売店が商品を仕入れる際,複数のメーカーの商品を物流センターでとりまとめて、一括して各店舗に配送する仕組み、またはシステムのことです。メーカー、卸売業者が各店舗に商品を納品する方法から、いったん全ての商品を管理する物流センターに納品して、各店舗毎の商品を仕訳して一括して各店舗へ配送車で納品する方法で、検品の省略、カテゴリー納品など効率化も可能とする。この効率化の為には、物流センターの機能が重量となっており、大手スーパーなどは物流センターの機能を外部へ委託している場合が多い。
- 一貫パレチゼーション(読み:イッカンパレチゼーション)
- 一貫パレチゼーションとは、パレットに荷物積んで、出発地から到着地までその荷物を取り崩すことなく、一貫して輸送・保管することを意味します。荷物を載せたパレットは、異なる輸送機関をそのまま移動します。
- 一般貨物(読み:イッパンカモツ)
- “一般貨物とは、特別な扱い積付けを必要としない貨物のことです。
トラック輸送情報における「一般貨物」とは、一般貨物自動車運送事業および特定貨物自動車運送事業により輸送された貨物のことをいいます。”- 一般貨物自動車運送業(読み:イッパンカモツジドウシャウンソウギョウ)
- 一般貨物自動車運送業とは、自動車(三輪以上の軽自動車及び二輪の自動車を除く)により、貨物の運送を扱う業態の名称です。
- 一般貨物自動車運送事業(読み:イッパンカモツジドウシャウンソウジギョウ)
- “一般貨物自動車運送事業とは、不特定多数の荷主の需要に応じ、トラックを使用して貨物の運送を行う事業のことをいいます。
貨物自動車運送事業法に定められている事業で、「一般路線貨物自動車運送事業」と、「一般区域貨物自動車運送事業」とに区分されていた事業が、新法施行により一本化されました。”- 一般港湾運送事業(読み:イッパンコウワンウンソウジギョウ)
- 一般港湾運送事業とは、7形態ある港湾運送事業の1つの形態です。港湾運送事業は、港湾地域内において海上運送と、陸上運送とを中継する運送事業で、他人の需要に応じて有償で行う運送行為になります。運送行為には、下記の7つの形態があります。 第1種:一般港湾運送事業、第2種:港湾荷役事業、第3種:はしけ運送事業、第4種:いかだ運送事業、第5種:検数事業、第6種:鑑定事業、第7種:検量事業
- 一般廃棄物(読み:イッパンハイキブツ)
- 主として家庭から排出されるゴミのこと。生ゴミや粗大ゴミ、し尿および浄化槽汚泥 などのほか、オフィスから排出される紙くずも含まれます。
- 一類倉庫(読み:イチルイソウコ)
- 一類倉庫とは、ほとんど全ての物品の保管が可能な車庫(営業倉庫)です 。ただし、粉状・液状の物品(第6類物品)や危険物・高圧ガス(第7類物品)、10℃以下保管の物品(第8類物品)は保管できません。
- 運行管理者(読み:ウンコウカンリシャ)
- 運行管理者とは、「事業用自動車運行の安全を確保する」為に、貨物自動車運送事業法により選任することが義務付けられているもの。業務内容は、運転者の管理、休憩、睡眠施設の管理、乗務割表の作成、交代要員の配置、過積載の防止、記録等の保存など。
- 運行三費(読み:ウンコウサンピ)
- 運行三費とは、運行コストを管理する上で重要な変動費で、運行に必要なランニングコストのうち、燃料油脂費 (燃料+オイル+グリス類)・修理費 (車検費用+一般修理費)・タイヤ費(タイヤ費+交換料+パンク修理費+ローテーション費)、バッテリー費のことを指します。
- 営業倉庫(読み:エイギョウソウコ)
- “営業倉庫とは、寄託を受けた物品の倉庫における保管を行う営業(倉庫法第2条)、つまり「倉庫業」を営もうとする者で運輸大臣の許可を受けた者(同第3条)を「営業倉庫」といいます。商品取引所の指定倉庫は、原則として「営業倉庫」であり、かつ「発券倉庫(はっけんそうこ)」でなければなりません。営業倉庫には大きく3つの分類があります。
1.普通倉庫業 農業、鉱業(金属、原油・天然ガス等)、製造業(食品、繊維、化学工業、紙・パルプ、機械等)といった幅広い産業の様々な貨物に加え、消費者の財産(家財、美術品、骨董品等)も保管します。法律上の分類による一類、二類、三類、野積、貯蔵そう、危険品倉庫を総称して、普通倉庫と呼んでいます。
2.冷蔵倉庫業 8類物品(食肉、水産物、冷凍食品など10℃以下で保管することが適切な貨物)を保管します。
3.水面倉庫業 5類物品(原木等)を水面で保管します。”- 乙仲(読み:オツナカ)
- 乙仲とは、一般港湾運送事業者のことです。
- 絵符(読み:エフ)
- 絵符とは、物流上のさまざまな指示をわかりやすく伝えるために、荷物本体に貼られた(取り付けられた)送り状、”取扱い注意”などのシール、バーコードなどを総称して絵符といいます。
- 後入れ先出し(読み:アトイレサキダシ)
- 後入れ先出しとは、商品、製品、原材料、仕掛品等の棚卸資産の評価、原価計算の方法の1つで、後から仕入れた物や製造の時期が新しい棚卸資産から順次払い出されたと想定して、棚卸資産の評価や原価計算を行う方法です。
- 上屋(読み:ウワヤ)
- 上屋(うわや)とは、鉄道駅や空港、港湾などに設置された主に輸出入貨物を一時保管したり、荷捌きしたりする施設のことをいいます。貨物上屋(かもつうわや)ともいわれます。倉庫との大きな違いは、壁が無いか一部の側にだけ設けられていて、大半の場合は開放構造になっているほか、柱と屋根だけの建物になっています。
- 粗置き(読み:アラオキ)
- 工場に搬入された設備機械などをレイアウトに従って仮置きすること。
- 揚地選択貨物(読み:アゲキセンタクカモツ)
- 揚地選択貨物とは、船積み時に当該貨物の揚げ地が決定していない貨物のことです。船積時に2港以上の陸揚地を指定しておき、本船が航海中に。荷主または受け荷主が複数の揚げ地から1港を確定します。揚地選択のために、割増料金(Optional Charge)が課されます。
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