冷蔵倉庫は、水産物、畜産物、農産物や冷凍食品等の低温保管に必要なインフラであり、食の安全・安心に寄与し、コールドチェーンの中で重要な機能を果たしています。

【用語集】は行

 
バージ
(読み:バージ)

バージとは、艀(はしけ)のことで、河川や運河などの内陸水路や港湾内で重い貨物を積んで航行するために作られている平底の小型船舶のことをいいます。
パーセル
(読み:パーセル)

パーセルとは、小包, 小荷物のこと。一般的には包装した小荷物のこと。
バーター取引
(読み:バータートリヒキ)

バーター取引とは、現金を使うことなく商品やサービスの取引を行うことです。物々交換。
バーチレーター
(読み:バーチレーター)

バーチレーターとは、荷物を垂直搬送できる機器のことをいいます。
ハイ・キューブ・コンテナ
(読み:ハイ・キューブ・コンテナ)

ハイ・キューブ・コンテナとは、標準的な高さである各種8ft6inコンテナより更に背の高さが1ft(30cm)高い、9ft6inコンテナのことです。一般的には背高コンテナとも呼ばれています。国内の荷役従事関係者では、9ft6inにちなみ、「クンロク」とも呼ばれることもあります。
バイヤーズコンソリデーション
(読み:バイヤーズコンソリデーション)

バイヤーズコンソリデーションとは、「買い付け物流」と言われ、フォワーダーがバイヤーに代わって複数の工場で生産された商品を船積地でコンテナに混載して、目的地へ輸送(バイヤーに輸送)する物流形態です。
パッキングリスト
(読み:パッキングリスト)

パッキングリストとは、輸出入する貨物の具体的な内容を詳細に記載した梱包明細書のことです。梱包形態、個数、重量(貨物重量: Net Weight、総重量: Gross Weight)、容積等が記載されています。通常は、「インボイス(商業送り状)」、「シッピングインストラクション(船積依頼書)」との3部セットで輸出者が作成しますが、数量が少ない場合等はインボイスで兼用し、作成されないこともあります。P/Lと略される場合もあります。
バックヤード
(読み:バックヤード)

バックヤードとは、店舗に陳列する前の商品を一時的に保管しておく倉庫のこと。一般に店舗の裏側に設置されます。最近は店舗の在庫を極小にするためバックヤードは縮小化の傾向にあり、配送センターからすぐに陳列場へ直接供給するシステムが主流となりつつあります。
ハブ&スポーク
(読み:ハブアンドスポーク)

ハブ&スポークとは、FedExがはじめた輸送形態のことで、拠点の空港(ハブ)に荷物を集中させ、各拠点(スポーク)に分散させる方式です。従来の拠点間相互輸送に比べ輸送効率を向上させることが可能となりました。
バリューチェーン
(読み:バリューチェーン)

経営戦略の第一人者であるマイケル・ポーターが提唱した概念で価値連鎖の事です。会社の業務を戦略的に重要な活動に分解し、ライバルよりもより安くより良く行う事で競争優位が得られるというのがバリューチェーンの概念です。消費者利益や、消費者満足につながらないコストの削減策として用いられます。
バルクカーゴ
(読み:バルクカーゴ)

バルクカーゴ とは、鉄、鉱石、石炭、穀物といった大量の原材料など、粉粒体のまま包装せずに船積み(バラ積み)される貨物のことです。そのほとんどが専用船で運ばれます。
パレタイズ
(読み:パレタイズ)

パレタイズとは、入荷した商品を保管のためにパレットに積み付けることです。
パレチゼーション
(読み:パレチゼーション)

パレチゼーションとは、貨物をパレットに積付けしそのままの荷姿で輸送機関に積込み、輸送、及び荷降ろしを行う方法です。
パレット
(読み:パレット)

木製・樹脂・ダンボール素材などので出来た物品の荷扱い・移動・保管するための荷役台。フォークリフトなどの差込口を有していて物品を単位数量にまとめて載せる。標準的な平パレ・ボックスパレット・ポストパレット等があり、その寸法は包装モジュール寸法(JIS Z0105)に準拠したものとなっている。
パレット・プール・システム
(読み:パレット・プール・システム)

パレット・プール・システムとは、荷物などの輸送の際に使用される荷台(パレット)を、複数の企業が相互に利用できるシステムのことです。
パレットローダー
(読み:パレットローダー)

パレットローダーとは、トラックやコンテナの荷台で、パレットを移動させたり、荷積みする際に使われる機器のことです。
パワーゲート
(読み:パワーゲート)

貨物自動車における荷役省力化装置のひとつで、車両後部に装着して使用するエレベーター(昇降機)の一種。テールゲート昇降装置、テールゲートリフター(TAIL GATE LIFTER)、テールリフト(TAIL LIFT)とも呼ばれており、大型トラックから、軽トラック、ピックアップトラックに至るまで、幅広い車種に採用されています。
バンカーサーチャージ
(読み:バンカーサーチャージ)

バンカーサーチャージとは、燃費の高騰(下落)があった場合に通常料金に付加(割引)する料金のことです。
バンニング
(読み:バンニング)

コンテナ内に荷物を荷詰めする作業の事(⇔デバンニング)
ビーコン
(読み:ビーコン)

ビーコンとは、主として高速道路や幹線道路上に設置されている装置で、電波または赤外線を発射して、渋滞や通行止め、所要時間などの情報や車両の位置座標などを受送信します。自動車に備えられたビーコンユニットによって、ビーコンから受信した情報をカーナビゲーションなどの車載機器の画面に表示することもできます。
ピギーバック
(読み:ピギーバック)

ピギーバックとは、鉄道貨物輸送で、平床貨車にトラックやトレーラー、コンテナなどを積載して輸送する方式です。
ビジネス・ロジスティックス
(読み:ビジネス・ロジスティクス)

ビジネス・ロジスティックスとは、下の5つのことです。         1.包装(packaging) 2.荷役(material handling) 3.輸送(transportation) 4.保管(inventory) 5.情報(information)、物的流通(Physical Distributionの略としての物流)とは、生産物を生産者から消費者へ引き渡すことです。この物的流通(物流)という用語の代りに,ビジネス・ロジスティックス(business logistics)という用語がほぼ同じ意味で使用されることがあります。
ビジネスプロトコル
(読み:ビジネスプロトコル)

ビジネスプロトコルとは、企業間のデータ交換に関する通信規約のことで、特にデータのフォーマットや構文規則である情報表現規約を意味する場合が多い。
ピッキング
(読み:ピッキング)

picking 選抜・採集・摘んだ物・採集物・摘み取り高などの意味があるが、物流では顧客からのニーズに応じて、物品を在庫から選び出すこと。顧客別に必要な数量を順にピッキングする事を言う。
ピッキングシステム
(読み:ピッキングシステム)

ピッキングをする為のシステム
ビルド・トゥ・スーツ型
(読み:ビルドトゥスーツガタ)

ビルド・トゥ・スーツ型とは、大規模物流施設の開発・運営手法のひとつです。入居するテナント(荷主企業・物流企業)の要望に沿った用地・設備のある物流施設を設計・建設・運営し、原則として定期借家契約に基づき賃貸で提供する施設です。
ファーストパーティ・ロジスティクス
(読み:ファーストパーティ・ロジスティクス)

ファーストパーティ・ロジスティクスとは、物流システムの計画、構築、管理などは荷主企業が担当し、実作業を物流業者に委託する物流のやり方です。「1PL」とも表記されます。
フィーダー輸送
(読み:フィーダーユソウ)

フィーダー輸送とは、鉄道駅から自宅までといった端末的な輸送手段をいいます。
フィート
(読み:フィート)

feet フートの複数形でヤードポンド法での長さの単位でFTと表す。1フィートは約三〇・四八センチメートル。
フォークリフト
(読み:フォークリフト)

車の前部にフォーク型の鉄板が付いており、それを上下して荷物の積み降しや運搬をする車。
フォワーダー
(読み:フォワーダー)

“フォワーダーとは、仲介人として荷主と輸送会社を結び付けて関連する書類を作成、ドアツードア輸送を行なう代理業者のことです。
輸送方法やエリアにより更に業種分類されていますが、一般的には国際輸送を取扱う業者を指します。”
プライベート・キャリア
(読み:プライベートキャリア)

“プライベート・キャリアとは、自家用輸送の運送人のことです。
自分が所有している貨物を自分が所有している輸送機関で運ぶ場合の運送人をさします。”
プラスチックリサイクル
(読み:プラスチックリサイクル)

“製品としての使用後に廃棄されたプラスチックを再利用すること。
その手法には、プラスチックを溶かすなどして原材料に戻し他のプラスチック製品に再生使用する「マテリアルリサイクル」と、プラスチックを焼却するなどして発生するエネルギーを電気や熱として取り出す「サーマルリサイクル」があります。”
プラネット物流
(読み:プラネットブツリュウ)

日用雑貨業界には、約300社のメーカーがあり、製品はおもに卸店を経由し小売店へ配送されています。1980年代、POSシステム(Point of Sale system)などの社会的なIT化や、多品種小ロット要望、人員不足などにより手作業の情報処理が困難になってきました。このため約100社のメーカーが共同で出資し、受発注処理会社(VAN)を設立し、卸店との電子発注(EOS, Electronic Ordering System )を開始しました。その会社の名称がプラネットというところから「プラネット物流」と呼ばれています。
フリーロケーション・システム
(読み:フリーロケーションシステム)

フリーロケーション・システムとは、商品毎に保管するロケーションを決めていない在庫管理の方法です。
ブルーエンジェル
(読み:ブルーエンジェル)

“ヨーロッパ向けPC製品に対して実施されているドイツ品質保証機関RALによる認証規格です。
規格要求項目は「寿命」「廃製品の返却受け入れ」「リサイクル可能な設計」 その他多岐にわたります。
2000年12月、ノートPCでは世界初のブルーエンジェル認証を東芝製品が取得しました。”
プル型物流
(読み:プルガタブツリュウ)

プル型物流とは、倉庫自身の意思で決定するものをプル方式と言います。実際の需要によって減少した在庫分を補充する方式となり、現在の主流の方式です。プル型に対して、倉庫の在庫補充を中央で決定するものをプッシュ方式と言います。
フレイト
(読み:フレイト)

フレイトとは、通常は貨物や積み荷のことをさしますが、運賃や傭船料を意味する場合もあります。
プロフィットセンター
(読み:プロフィットセンター)

プロフィットセンターとは、事業部制のように収益と費用の両者を含む利益に対して責任をもつ企業内の構成のことです。物流部門を市価に等しいか、市価より安い社内保管料、社内運賃、社内荷捌料、社内梱包費などを設定し、これによって経営して利益を生むプロフィットセンターと位置づけて運営する企業が多くなっています。
べた置き
(読み:ベタオキ)

荷物を重ねずに平置きする事。
ベリー
(読み:ベリー)

ベリーとは、旅客機の胴体下部に設けられた貨物室のことです。
ポケットローディングシステム
(読み:ポケットローディングシステム)

ポケットローディングシステムとは、路外に設置された貨物の小規模な積み卸しスペースを複数個所整備し、地区あるいは都市の単位でネットワーク化し、利用状況の情報提供や次の移動先への予約システムを付加したものです。
船荷証券
(読み:フナニショウケン)

船荷証券とは、海上物品運送契約において、運送人が運送品の受領を証明し、かつ、目的港において、この証券の正当な所持人に対してその運送品を引き渡すことを約束した証券のことです。用船者または荷送人の請求により、船長または船主・代理店が発行します。B/L(Bill of Lading)と略することもあります。
排出ガス
(読み:ハイシュツガス)

“自動車の走行によって発生する一酸化炭素、炭化水素、鉛化合物、窒素酸化物、浮遊粒子状物質などを含むガス。
大気汚染の大きな原因となっているため、これらの物質の排気規制を含む排出ガス基準が策定されています。”
配数
(読み:ハイスウ)

物流ではパレットなどの上に配置された荷物の配置数。面数・段数。
配替え
(読み:ハイガエ)

ある定位置にある物を配置変えたり、種類別にして別の場所に移す事。
配付け
(読み:ハイツケ)

配付ける【はいつける】もともとは建築用語で木を他の木の横面に取りつける。物流においては倉庫に品物を保管する際にある定位置に整理・整頓して置く事。
物流ABC
(読み:ブツリュウ・エー・ビー・シー)

“物流ABCとは、物流コストを管理する手法の一つで、ABCとは「Activity-Based Costing」のことです。日本語では「活動基準原価計算」と訳されます。
物流に関わる活動基準原価計算を把握することにより、コストを発生させる作業単位でその発生原価を把握しようとするものです。物流量単位だけでなく、活動別(アクティビティ)で考えることにより、物流業務の適正な評価や、SCM(Supply Chain Management)最適のためのコスト評価が可能となります。”
物流園区
(読み:ブツリュウエンク)

“中国で2004年4月に上海外高橋保税区に最初に設置され、2005年11月28日に「保税物流園区に対する管理弁法」が公布された。物流園区の定義は、「保税区の企画面積内、または保税区と隣接する特定の港湾区域内に設立し、専門的に現代国際物流業を発展させる税関特殊監督管理区域を指す」となっています。
(主たる特徴)
①倉庫及び物流業務を専門的に展開する地域であり、生産業務を展開してはいけない。
②海外の企業が自社名義で、貨物をストックしておくことが可能(非居住者在庫が可能)。
③区外貨物が園区内に搬入された時点で、増値税の還付が行われる。”
物流二法
(読み:ブツリュウニホウ)

物流二法とは、「貨物自動車運送事業法」と「貨物運送取扱事業法」の2つの法律を指します。1990年12月1日に貨物輸送の規制緩和の一環として制定されました。
保税運送
(読み:ホゼイウンソウ)

貨物を外貨のまま、保税地域間を動かすこと。日本国内の保税運送の一種で、外国貨物を指定保税地域から指定保税地域まで陸上運送すること。
保税地域
(読み:ホゼイチイキ)

“外国貨物の輸入手続きが未完了のまま蔵置、または、加工・製造・展示などができる特定の場所。機能に応じて、5種類の保税地域がある。
(種類) (機能)  (例)
1 指定保税地域 外国貨物の積卸し、運搬、一時蔵置  コンテナヤード
2 保税蔵置場  外国貨物の積卸し、運搬、蔵置   倉庫、上屋
3 保税工場  外国貨物の加工、製造   造船所、製鉄所、製油所
4 保税展示  外国貨物の展示・使用   博覧会、博物館
5 総合保税地域 保税蔵置場・工場・展示場の総合的機能 ”
報・連・相(ほうれんそう)
(読み:ホウレンソウ)

報告・連絡・相談の3原則の頭文字をとった安全確認
 

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